新車購入時には車両本体価格以外にも、様々な諸経費が発生します。諸経費の詳細を知っているのと知らないのでは、支払総額を安くできるか、できないかも変わってきます。新車購入時の車にかかる諸経費についてしっかり把握しておきましょう。

新車の場合、車両価格の5〜10％程度の諸経費がかかります。車両本体価格が100万円の場合、諸経費は約10〜20万円、150万円の場合は約15〜25万円、200万円の場合は約20〜30万円、250万円の場合は約25〜35万円が大体の目安の価格です。主に自動車税・自動車取得税・自動車重量税・自賠責保険・納車費用・車庫証明の取得代行費用・検査登録手続き代行費用・法定費用・自動車リサイクル料金・ナンバープレート料金・消費税などが含まれています。諸経費までローンを組むと返済額が上がり、返済期間も延びてしまいますので、諸経費は現金で払うことをおすすめします。

諸経費を少しでも安くするには、「代行」という名がつくものは全てカットしましょう。代行という名がつくものは、やろうと思えば自分でできるものがほとんどです。検査･登録手続代行費用・車庫証明手続代行費用・下取車手続代行費用・納車費用などが挙げられます。検査･登録手続代行費用の相場は約15,000〜30,000円で、検査登録費用は約3,000円支払う必要がありますが、その他の費用はカットできます。

車庫証明手続代行費用の相場は約7,500〜23,000円で、印紙代2,600円（都道府県で変動します）を支払えばその他の費用はかかりません。下取車手続代行費用の相場は約5,000円で、下取りに出す車の名義が本人の場合は支払いの必要がなくなります。納車費用はお届けする場所によって変わりますが、店舗での納車の場合は費用がかかりませんので、自分で販売店に取りに行けば費用をカットできます。

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