新車といっても外見や用途によって様々な種類が販売されていますので、どの車を購入するべきか迷ってしまう場合もあると思います。多種多様な車の中から自分に合う新車を選ぶためには、それぞれの車の特徴を知ることが大切です。

軽自動車はやや小さい車体ながらも基本的に4人の乗車が可能となっており、非常に取り回しが良いのが特徴です。狭い道路や駐車場でも問題なく操作ができるため、安心して運転することができます。また、普通乗用車に比べて非常に燃費が良いので、維持費が節約できるのも大きな魅力です。軽自動車の開発も進み、年々性能が向上していますので、他の車から軽自動車に買い換える方も多くなっています。

SUVは最低地上高が一般的な車よりも高めで、山道や雪道などの悪路でもスムーズに走れます。基本的にSUVは、荷物空間と乗車空間が一体化されているので、たくさんの荷物を積めるのが特徴です。そのため、スキーやキャンプ、サーフィンなど、アウトドア派の方を中心に人気があります。

セダンは車の中で最も基本的なタイプといえるもので、荷物空間と乗車空間、エンジンルームがそれぞれ分かれて設計されています。ドアが4つあり、乗っている人の快適性が高いことが特徴ですので、ビジネスシーンでもよく利用されます。また、たくさんの企業が昔から研究と開発を行ってきており、根強い人気がある車でもあります。

スポーツは運転性能が高いことが特徴で、速いスピードで走ったり、コーナーをスピーディーに曲がったりすることができます。他の車よりも大きいパワーが出るエンジンを搭載している場合が多く、MT車ならギヤ操作を行う必要もありますので、運転する楽しさを味わいたい方に非常に人気があります。

商業用のバンが荷を多く積むために荷スペースを広く取っているのに対し、ミニバンは3列シートが採用されており、セダンなどと比べ車高が高いという特徴があります。乗車人数が多いことから、ファミリー向けの車として人気が高い車種です。名前から小さい車をイメージされることが多いですが、メーカーによっては大きめの車でもミニバン扱いになる車種もあります。

セダンのルーフ後方を長くすることで、荷物をたくさん積めるという特徴があります。ベースがセダンのため、走行性能や取り回しが良く、高い実力を持っています。荷物をたくさん積んで、長距離を走ることに向いているため、車で旅行に出かけることが多い方におすすめです。

ガソリンを燃料とするエンジンと電気を使用するモーターを組み合わせたシステムを搭載している車です。走行状況に応じて、エンジンとモーターの良い部分を使用するため、非常に燃費が良い上に高出力という魅力があります。また、ミニバンやSUVなど様々なボディから選ぶことができるメリットもあります。

燃費とは、「1Lの燃料でどれだけの距離を走れたか」を数値化したものです。例えば、ガソリン1Lで5km走れる自動車の場合は、5 km/Lとなります。車の種類や性能によって、燃費の数値には大きな違いが見られ、基本的には重量の軽い軽自動車が良く15 km/L程度、普通自動車で10 km/L程度、大型トラックなど重量のある車や荷物を積む車は3 km/L程度と燃費が悪くなる傾向にあります。ただ、ハイブリットカーなら20 km/Lを超える車もあり、近年では燃費の良いエンジンを積んだ車種が登場していますので、一概には言えません。また、燃費は車の調子や運転技術、走る環境など様々な条件によって変動します。

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